2015年8月22日(土曜)、エルザタワー55自治会さんとエルザタワー32自治会合同で『エルザ防災夏フェスタ2015』を開催しましたので、開催レポートをお届けます。
本年度からエルザタワー55自治会さんが管理組合理事会から組織として分離されたということから、兄弟タワーマンション同志で万一の災害発生時に備え防災知見の共有と新たなマンション間コミュニティ形成を目指し、エルザタワー間の連合自治会組織としての合同活動を模索しその第一弾として本催事を企画しました。
当初はエルザ55さんの広い公開空地を活用しての夏祭りを思案しましたが、長期修繕工事中でもあることから防災関連施設を見学して周る日帰りバスツアーを企画しました。午前は、東京有明の『そなエリア東京』、お昼ごはんをはさんで東京豊洲の『がすてな〜に ガスの科学館』を見学、マンションに帰着後夕方は模擬店・縁日を中心とした夕涼み懇親会を実施ました。
朝のバス搭乗の様子。今回は、高速道路も走行可能なロマンスシートタイプの路線バスを2台、国際興行さんへチャーター手配しての移動です。観光バス手配と異なり、事前の予約も簡単でかなり割安の費用で移動することができました。お昼の部は、エルザ55さん・エルザ32含め総勢59名の参加となりました。
午前中の行き先一件目である『そなエリア東京』の様子。見学ガイドさんのご説明にしたがって、館内の防災体験ゾーンなどを見学してまわりました。館内では無料貸出しのタブレットPCを使って、各自防災クイズを通して防災知識を学ぶことが出来ました。
続いて、東京ガスさんの『がすてな〜に ガスの科学館』で、都市ガスについて学びました。主に都市ガスの不思議について学ぶ場ですが、災害発生時に関連した学習としてマイコンガスメーターによる地震で自動的にガスが止まる仕組みや復旧方法についても学ぶことができました。
がすてな〜にでは昼食休憩スペースがお借りできるので、連合自治会で用意したお弁当でお昼ごはんをたべてから館内を見学して周りました。お子様にはおにぎり弁当、大人には季節のお重弁当とランチタイムも盛り上がりました。
お昼の部すべての見学を終え、一路マンションへ。16時前にはマンションへ到着し、その足で夜の部である夕涼み懇親会に参加していただきました。今年はエルザ55さんが長期修繕工事中のため、エルザ32の2階庭園をご提供しての懇親会となりました。
懇親会の大切なところは、楽しみながらコミュニティ形成ができることです。運営にご参加いただいた皆様も一般参加者の皆様も、エルザ55居住者・エルザ32居住者の垣根を超えて美味しい食べ物・飲み物を前に積極的にコミュニケーションしていただいたことが印象に残っています。こうして普段から「顔見知り」になっておくことが、災害発生時いざというときにスムーズに共助活動が進む大切な第一歩となります。
夕涼み会の最後は、各種防災グッズが当たる大ビンゴ大会を実施して19時30過ぎには全行程を無事に終えることができました。
今回、エルザ55さんとエルザ32でのバスツアー催事は初めての試みとなりましたが、マンション管理会社ご担当者様のご尽力に加え両自治会の運営ご協力者の皆様、そして何よりもご参加いただいた皆様のご協力があって事故も大きなトラブルもなく無事完了することができました。
ご参加の皆様・運営の皆様におかれましても、団体行動へのご参加と運営は災害時の共助活動に必ず活きるご経験になると思います。今回ご参加頂けなかった皆様も、是非次の機会にはご参加いただけますと幸いです。