エルザタワー32　自治会防災部

これまでの一週間、緊急対応として防災リーダー・防災部と有志の参加者中心に計画停電の対応をしてきましたが、来週からは各企業平常稼働になること・計画停電の長期化となること等から、計画停電時間帯の運営は一部の防災リーダー等だけではなく、エルザ32フロア毎の当番制に移行することが本日午前の臨時管理組合理事会・自治会役員会で決定しました。
本日、一部の方には【地震による専有部分の修繕説明会】にてご説明させていただきましたが、只今全戸配布資料が完成しましたので、1階防災センターにて印刷中です。防災部ホームページでは電子版を先行して配信しますので、ご参照ください。

　　画像：『防災エルザ臨時版』
電子版は、こちらからダウンロード可能です。尚、用紙がＡ３設定になっていますので、ご自宅のプリンターで出力時にはご注意ください。紙面版は、明朝全戸投函の予定です。

JCI 社団法人 川口青年会議所より当自治会長経由で支援要請が入りました。明日、昼ごろに川口青年会議所が用意した緊急支援物資用トラック２台が、川口スキップシティから出発するようです。この便に合わせて、エルザ３２内からも緊急支援物資を広く募集します。

１．店頭在庫混乱防止のため、このために買い物をしない
２．お手持ちの買い置き等で提供できるものでお願いします
３．頂き物で未開封の新品、持て余しているものなどが良いです
４．かならず【未使用の新品】であること
５．以下に掲載の品目以外は受け付けません
６．提供品受付時に、条件に合致するか確認します
７．本件についての防災センタ・管理事務室への問い合わせは禁止

１．毛布・スリッパ
２．歯ブラシ、歯磨き粉・石鹸
３．肌着（くどいようですが未使用新品）
４．飲料水（ペットボトル未開封）
５．未調理のお米（店頭販売状態の未開封）
６．タオル類・軍手（もちろん未使用）
７．ティッシュペーパー・生理用品
８．乾電池
皆様の温かいご支援をお待ちしております。

皆様の支援物資ご協力、ありがとうございました。本日午前9時～10時の間、エルザ３２自治会長ご夫妻が支援物資の受付を行い、次の写真のように支援物資が集まりました。皆様からは、ご自宅に買い置きされていたものや、ホテル等に宿泊された際の歯ブラシセットや使い切りスリッパ、頂きものの未使用タオル等をご提供いただけました。

　　写真：エルザ３２で集まった支援物資

　　写真：スキップシティでの集積の様子

　　写真：スキップシティでの車両積込の様子
ご提供いただいた物資は、予めエルザ３２で仕分けをしたあと、エルザ３２自治会長によってスキップシティの川口青年会議所集積場所へ移送していただきました。この後羽生でさらに仕分けしたあとで被災地に向かうとのことでした。皆様の温かいご協力ありがとうございました。

大地震の騒動に紛れて、次のような犯罪が横行しているという情報があります。
既に、横浜市内や東京都内で不審な訪問者が来訪したとの報告があります。充分ご注意ください。

１．電話・ガス・電話会社等　社員を装った犯罪
具体的には、家主の目を盗んで窃盗を行ったり、悪質な性的暴行を行う事例があります。これは阪神淡路大震災の際に実際にありましたし、すでに今回の震災に乗じて電話会社や電気会社を装う人物が確認されています。
電話会社や電気会社は、【事前の連絡なしに訪問しません】。
つまり、事前にマンション管理組合からのお知らせがあるか、ご自身から修理等を要請しない限り突然現れるようなことはありません。
不審な人物からインターホンで連絡があった場合は、安易に室内に入れないようにしてください。どうしても困った場合は、１階管理事務室（048-226-0508）に確認し、誰かに立ち会ってもらうようにお願いします。
特に、本日から計画停電が実施されることが決まり、停電時は一階のオートロックが作動しませんので、このような犯罪が発生する可能性がありますので、十分注意してください。

（2011/03/17　10:40追記）
２．宅配便業者を装った犯罪
１．同様に、宅配便業者を装いドアを開けさせ強盗・性的暴行に至る犯罪例があります。次のことを留意しましょう。
・危険なので、原則停電時間帯には配達を避ける
・（停電時間外）安易にドアを開けず、インタホンで【送り主】を確認
・（停電時間内）チェーンロックをかけたまま【送り主】を確認
・【送り主】が不振な場合は追い返す
・追い返したら、防災センターへインタホン非常ボタンで通知

東北地方太平洋沖地震発災に伴い、東京電力の発電所に損傷があり電力の供給が逼迫（電気が足りない）状況になっています。詳しい説明は難しくなるのでやめておきますが、皆さんの電気使用量のほうが、東京電力の供給可能量を超えてしまうと停電が発生してしまいます。
特に、夕食の支度をする時間帯である
１８時（午後６時）～１９時（午後７時）の間
について、電力不足による停電が懸念されています。ただ停電するということだけではなく
病院などで救命中の助かる命を
停電のために危機にさらしてしまう
ことが一番残念なことです。
次のような皆さんの心がけで、今回の電力事情を改善できます。
是非、皆さんで実施してください。エルザタワー３２は３８９世帯ありますから、
皆さんのほんの少しの心がけでも、被災地の何百軒もの電気供給に協力できます。
１．夕食の炊飯は時間帯をずらして
電気炊飯器や電気ポットは、瞬間的にとてもたくさんの電気を使います。たとえば電気炊飯器でご飯を炊くのは午後５時までに済ませておく、湯沸しはガスをつかって電気を使わない保温ポットや保温水筒に保管するなど。
電気ではなく、都市ガスで料理するのも節電になります。
※エルザ３２標準のガスコンロは、点火は乾電池です
東京ガスの『エコ・クッキング』も参考にしてみてください。
２．不要不急の電気機器はまめに消す

お部屋の電気はすべて消す必要はありません。余震発生時に返って危険です。余震発生時に最低限必要な電灯以外はこまめに消灯しましょう。またビデオデッキやパソコン等、不要不急の電気機器はコンセントからコードを抜いておきましょう。
３．冷蔵庫の設定温度を【弱】にする

今はまだ春先で気温も低いですから、冷蔵庫の設定温度は【弱】に。これだけで冷蔵庫の電力を２～３０％削減できます。
４．エアコン暖房はできるだけ控えて
エアコンによる暖房は電力をたくさん使います。午後６～７時近辺だけでもいいので消すか温度を下げましょう。あまり無理をして暖房を使わないと風邪を引いたり体調を崩すため本末転倒ですのでほどほどに。
５．停電に備えましょう
万一の停電に備えて
・懐中電灯等　明かりの用意
・乾電池の準備
・水の汲み置き
を明るいうちに行っておきましょう。
エルザ３２では、水道は電動ポンプによるくみ上げ方式のため、停電すると即時に水道がとまってしまいます。飲み水は、やかんやポット・ペットボトルに汲み置きしておきましょう。またトイレ等生活用水も大量に必要になります。風呂桶には常に水を満たしておくようにしましょう。
風呂桶に水だけを貯めておくには、シャワーを水温度にして風呂桶へ入れれば貯めることができますし、お風呂を沸かすようにお湯を沸かしても良いでしょう。ただしお風呂を沸かす場合は電気を使いますので、夕方５時ごろまでに終えておきましょう。

東北地方太平洋沖地震に伴い、エルザ３２の専有部分（各住居室内）の壁面に、亀裂やハガレ等が発生しているというご報告を各位から防災センターへ寄せられています。先にエレベータ内掲示でお知らせいたしましたが、本ホームページでも掲示させていただきます。
１．専有部分（各住居室内）の内装破損については
　　区分所有者負担です
これまで設備員等によって確認させていただいた居室内の亀裂は、居室の内装部分の破損でした。専有部分（各住居室内）内装は、区分所有者の所有部分ですので修繕は区分所有者各自の自己負担です。
２．専有部分（各住居室内）表面のひび割れは、
　　建物のひび割れではありません

建物の躯体（建物の強度に影響する主要な構造部分）は、専有部分（各住居室内）壁面の内側にある鉄筋コンクリート部分です。各住居室内で見える亀裂は、殆どが壁面表面だけの破損です。
３．今後の対応について
余震が発生した場合、壁が一部はがれる可能性があるので、十分注意してください。部屋内では怪我防止のため上履きかスリッパを着用しましょう。
各住居室内修繕工事自体は各区分所有者自己負担ですが、各住居室内の壁面損傷件数が多い場合、管理組合でまとめて内装業者へ価格交渉することが出来る可能性があります。詳細については、別途管理組合から説明会のお知らせが発表されるとのことですので、掲示物でご確認ください。
また、一時的に破損に対する問８９い合わせ等が防災センターや管理事務室へ殺到しています（多い時で1時間に10件以上）。対応する人員には限りがあります（たった２名です）ので、対処に時間がかかることについてご理解ご協力を。エルザタワー３２の基本設計は、今回の震度程度では損傷の恐れがない強度で設計施工されています。

2011年3月11日発災の東北地方太平洋沖地震について、エルザタワー３２の状況を掲載します。
１．エレベータ稼動状況
3月11日（金）16:50頃、3号機を除き1・2・4号機が復旧済み稼動中。
尚、3号機は牽引ロープが絡まっており、復旧に時間を要します。
3号機は、19/9/2階でエレベータ操作盤が落下。注意してください。
２．危険箇所
１０階１号室前共用内廊下の天井からはがれあり。
３．機械式駐車場
６２～５２区画が作動不可のため、保守会社連絡中（連絡取れず）。
４．亀裂等
共用部、専有部分共に一部軽微な亀裂が確認されていますが、
即時対応が必要な危険部位は現在ありません。
５．にごり水について
川口市の一部地域で、地震による上水道へのにごり水が報告されています。
蛇口から水を使用する場合は、にごりが無いことを十分確認の上使用するようにしてください。万一にごり水が出た場合は、にごりがなくなるまで暫く水を流してください。
６．都市ガスが使えない場合
建物のガス供給は行われています。
各住居でガスが使えない場合、お部屋前のアルコーブにあるメータボックス内のガスメータで、地震を検地したことによって自動供給停止していることが殆どです。以下のリンクを参照して各自で復旧操作を行ってください。尚、ガスメータ部に復旧方法の手順が書かれた紙が付けられています。
【重要】ガスメータの復旧ボタンを押す前に、
　　　　　部屋内のガス機器が閉であることを確認してください
【重要】ガスくさい時には、部屋内インタホン非常ボタンで通報してください

７．今後の対応について
緊急事態、救護を要する場合は、お部屋のインタホン緊急ボタンを押して１階防災センターへ通報してください。急を要しない相談事は、１階防災センターへ出向いて相談をお願いします。
【重要】緊急以外の場合には、非常ボタンを使用しないでください

今後も余震および他地域での地震発生が予想されます。各住居で備蓄食品が無い場合は、早めに食材・飲料水の備蓄をしてください。サミットストア　エルザタワー店は、3月12日午前10時から平常営業中です。