本日は、川口市災害対策室主催の 『川口市防災リーダー講習会』 に参加させていただきました。各町会から1名の参加が要請されており、およそ各町会から防災部長が往訪されていました。
講習会場は、東京墨田にある 『本所防災館』 での体験講習であります。丁度、建設中で話題の 『東京スカイツリー』 からすぐ近くの場所にあり、本所消防署に併設されている立派な施設です。都内にはここのほか、池袋と立川に同様の体験施設があります。
当日は、川口市内3箇所に観光バスが送迎に来てくださり、わが元郷地区は南平文化会館前から乗車。バス車中では、たまたま元郷南小PTAの元南フェスティバル関係でお知り合になった、元郷3丁目南の防災部長さんと隣の席となり、道中情報交換しながら向かいました。
本所防災館では、ご覧のように各フロア体験施設と自由観覧施設に分かれています。基本的には、事前に電話等で連絡し予約をしてから行くとスムーズのようです。これは、煙体験等インストラクターとツアー形式で周る必要があるためです。
まずは、大型シアターで大地震の擬似被災体験映像の鑑賞です。映像の中での想定は、川口市でも良く起きうる大規模地震として指摘されている千葉県船橋市近辺を想定震源とする 『東京湾北部地震』 としており、東京の下町であるこの地域で被災したことを想定し、普段防災訓練を受けている中学生が被災した場合のことをリアルに描いています。
随分立派(必要以上に?)なシアター施設に、思わず最近話題の仕分けで議題に上がる 『ハコモノ』 を連想し苦笑いをしながらも、映像自体は東京消防庁なども監修されているだけあり、なかなか良く出来た内容でありました。
映像の次は、いわゆる応急手当・救命講習です。資格を得られる普通救命講習ではなく、あくまでも 『体験』 を目的としているため、20分程度の時間にて心肺蘇生とAEDの使用方法について、大まかな流れを講習していただきました。参加者は流石は防災部長中心だけあって、皆様手馴れた実演風景でありました。
その他、煙体験や風水害体験施設があるのですが、今回は煙中避難体験。いつもマンションの防災訓練である簡易的なものではなく、実際に複数の部屋や扉の中を、避難誘導灯を手がかりに避難していくというものです。
5人程度を一組で体験しましたが、避難誘導灯以外消灯した薄暗いリアルな環境の中、姿勢が高くなると煙に巻かれるため警告が出るようになった施設で、かなり実践的な火災避難体験ができるようになっています。
午前中一杯、体験講習を行ったあとは川口市よりお弁当の支給があり昼食です。昼食をはさみ、一時間程度館内を自由観覧し、防災ライブラリや防災クイズ等で防災知識を強化させていただきました。
川口から本所までの往復道中は、川口市災害対策室の朝倉主幹より今夏開催される 『平成22年度 川口市総合防災訓練』 の内容等について講習があり、今春の人事異動で災害対策室長が小倉室長となられたこと、元室長の上山氏は栄転で川口市消防本部の消防長になられたとの情報をお聞きしました。
休日にもかかわらず、川口市災害対策室の小倉室長、朝倉主幹、増田様をはじめとした職員の皆様が段取り良くご対応いただいたお陰で、予定より早く14時半過ぎには帰宅させていただきました。毎回、災害対策室の皆様は休日中心の活動をされていらっしゃり、かつご熱心で頭が下がります。
外は明るく少々時間は早いですが、早朝より頑張りましたので本日は奮発してプレミアムビールで猫と反省会とさせていただきました(笑。
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