先般の自治会総会にて予算可決されました、水害対策機器についてご紹介します。ご覧の機器は、降水量・気温・風速・風向などを観測できる気象観測機器です。これをエルザ32内に設置することになりました。
これまで、エルザ32では水害に対する災害対策はあまり検討されてきておりませんでしたが、ここ数年の「ゲリラ豪雨」など不安要素が増えてきており、まずは現況を把握し早めの対策行動を起こせるようにとこの観測機器を活用します。
一番身近な課題としては、機械式駐車場の地下部です。このスペースは万一浸水しても電動ポンプで排水できるようにはなっていますが、もちろん排水能力には限界もありますし、停電などの状況下についても備えが必要です。
これまでも、台風襲来時等には緊急で機械式駐車場契約者の方には、必要に応じ駐車場から出庫するように掲示をしてきました。幸いなことにこれまでは浸水事故は一度もありませんでしたが、このところの「ゲリラ豪雨」では、この地区でも想像を絶する瞬間降雨を記録しています。
ゲリラ豪雨は、私もこちらのリアルタイム降雨観測サイトで確認したことがありますが、ほんの2Km範囲ほどの狭い地域で瞬間的な豪雨が発生しています。このため、観測地点がエルザ32から離れている気象庁・民間気象団体の観測情報は、ゲリラ豪雨に対してはあまり参考にならない状況です。
これまでも、水害情報入手には上述のリアルタイム降雨観測サイト「東京アメッシュ」などを活用してきましたが、より実態を把握するために、今回の機器導入となりました。
なお、このシステムは表示装置を1階防災センターに配し設備員さんへ対応参考情報として供しますが、必要に応じ館内放送で車両の移動を喚起できるようになりますし、パソコンに接続してデータを表示することもできるため、こちらの防災部ホームページで駐車場契約者の皆様に参考情報として提供できるように設定する予定です。
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