ゴ-ルデン・ウィークに、家族と都立駒沢オリンピック公園に遊びに行きましたら、非常用トイレについて情報が出ていましたので、参考まで写真を掲載します。
エルザ32では、389世帯・1世帯平均3名としても1,200名近くの居住者が被災生活を送ることについて考慮が必要です。トイレはこと深刻ですから熟慮しておきたい要素です。
以前、川口市消防本部の中央分署でお話をお聞きした際、よくある災害用非常トイレ(穴を掘るのではなく、便器の下に大きな袋を取り付けるタイプ)では、袋が満タンになった後の処置が課題とご指摘がありました。▼このタイプですね。
そこで、一番安価なのは各家庭でコンビニ袋と新聞紙を貯めておいて、一度の用を足すのに使い、あとはごみ回収が再開するまで大きなゴミ袋の口をしっかり閉めてベランダ等で保管するという話題がありました。
一方、ハーブガーデンなど地上で土の地面の場所に、ここの駒沢公園のように穴を掘っておき、便器を被せるタイプももうひとつの手段。最近東京都では、各公園でこうした設備が進んでおり、公衆トイレも蓋をとると地下の穴に用便が落ちていく仕組みや、公園の椅子の蓋を開けて便器をセットすると非常用トイレになるというものの配備が進んでいてよく見かけます。
但し、地上にこのような処置をエルザ32にて行った場合、周辺住民の方も殺到してマンション住民の方がいざというときに使えないなど、悩ましい点も多くありそうです。
阪神淡路大震災では、トイレと生活用水に一番困ったと色々な方にお聞きしますが、トイレは学校の校庭に穴を掘って代用した手法が一番多かった、ということのようです。
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