写真:模擬火災発生~避難訓練の様子
エルザ32防災フェスタ2010ポスターデータ
low_防災フェスタ2010.pdf
2010年11月7日(日曜日)、エルザタワー32として年間最大のイベント 『エルザ32防災フェスタ』 が開催されました。年一回の法定防火訓練をもっと沢山の住民に参加して頂いて、災害時の互助精神を高めるために親睦を深める場をと 『防災フェスタ』 と称してイベントを開催しています。午前を消防署ご指導の各種訓練、午後を秋祭り風に模擬店を出して住民相互の親睦を深めてもらう催事としてからはや4年目になりました。今回は過去3年間の防災活動実績を関係各位に認めていただき、昨年同様の起震車・はしご車といった特殊車両も動員頂き、多種多様な訓練を展開することができました。今回の参加者は約200名(受付登録数値)の居住者の皆様にご参加いただきました。
写真:地震体験車(起震車)による地震体験演習
一昨年から登場した起震車 『川口なまず号』 は、3年目にもかかわらず大人気で長蛇の列ができていました。この2年間は季節外れの寒さの中並んで訓練にご参加いただきましたが、今年は好天に恵まれ午後からは日差しが出て汗ばむほどの陽気でした。午後の部は、その陽気に誘われ2階屋上庭園にて多くの方に炊き出し・模擬店の食べ物を試食いただき、コミュニティ形成にも役立つ行事となりました。
『川口なまず号』 は残念ながらテーブルや椅子を配置できる大きさではないので、座ったまま震度6~7の揺れを体験するというものですので若干実戦とは体感条件が異なりますが、 『こんなに揺れるんだ』 という印象を強く残していたので一定の成果はあったようです。ここ川口周辺では、 『東京湾北部地震』 が想定大地震であり 『川口災害ハザードマップ』 によると、市内でも地盤によりますが震度6強が襲うとされていますから、日頃からの災害対策・心構えが必要です。
写真:大型はしご車 搭乗体験の様子
今年も訓練の目玉は、大型はしご車の来場です。実際にマンションベランダから避難訓練も可能なのですが、このご時世色々苦情が寄せられることもあるようで(非参加者住居から覗かれた、とかの苦情があるようです)、管轄消防署のご提案でマンションを背にはしごの伸縮のみで 『はしご車ゴンドラの高さ』 を体験しました。このようにちびっ子もちゃんと命綱とヘルメットを着用します。
写真:はしご車のゴンドラに載ってGo!
写真:煙中避難訓練の様子
写真:水消火器訓練の様子
こんな感じに伸展します。地元管轄消防署にははしご車の配備がないので、お隣の中央分署から応援で来場いただきました。はしごは伸展すると剛性が弱くなるので、結構左右に揺れます。しかも周りに何もないのでオトナは結構恐怖感バリバリのようでした。
午後は炊出し演習や、やきとり・おでん・フランクフルトウィンナー・生ビール等、模擬店で交流会です。今年は好天に恵まれ、2階屋上庭園の屋外でゆっくり食事や雑談を交えながら親睦を深めることができました。模擬店スタッフも4回目とあって慣れたものでスムーズに進行しました。
写真:AED使用法勉強会の様子
毎回エルザ32の催事では恒例となった、AED使用法や必要性についての勉強会です。今年はトレーニング用AEDを借用することができましたが人形がお借りできなかったので、管理会社の担当者さんに人形代わりになっていただき、胸骨圧迫は真似だけにしてAEDの操作方法を実演しました。こうして、何度も事あるごとに人が集まる際に勉強会をしておけば、いざという時に役立つものと思います。
写真:おたのしみ防災大ビンゴ大会
最後のお楽しみはビンゴ大会。特等をディズニーリゾートチケットとすると、こんなに老若男女あつまるんですね。ネズミ業恐るべし、です。結局ディズニーチケットは管理会社に提供して頂いているので予算は低く抑え、残りの商品は 『自分で買うのはあれだけれど、貰うならいいかも』 的な各種防災グッズを毎年取り揃えています。ネズミチケットに誘惑された各位に、ムリヤリ賞品説明で防災グッズの利便性も語りますので、自然と防災知識も高まります。今年は商品数を増やしましたので、参加者全員に何かが当たりとても盛り上がったようです。
今年は好天にも恵まれ、無事怪我もなく盛大に防災フェスタを遂行することができました。毎回本訓練に多大なるご理解とご協力を頂いている川口市消防本部及び所轄署の南平分署・お隣の中央分署の皆様、それから川口市災害対策室の皆様にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。エルザ32の運営スタッフの皆様もありがとうございました。
今年でこの催事も4回を無事終え、来年は節目の5回目となります。特に今年は、運営スタッフの皆様が防災部員の方以外の各位も含めて顔見知りとなることができ、いざという時にどのように炊き出しやテント設営をするかについて、防災部側で説明しなくても住民相互で自立して設営や運営が行うことが出来ました。ここまで住民間のチームワークが醸成されれば、今後の有事の際にはとても大きな力になることでしょう。今後の課題は、いかにより多くの方にご参加いただか、になると思います。
エルザ32防災フェスタ2009実施レポート(対外用)
(只今作成中です)
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