水の備蓄について

エルザ32での水の備蓄について、現状では特段飲料水の備蓄は行っていませんので、各家庭で備蓄をしておきましょう。
まず一番大事な話として、エルザ32の上水道給水は 『電動モーターで給水している』 ので、被災して停電したら お部屋の蛇口からは即お水が出なくなります。
とはいっても特別な買い物をする必要はありません。長期間備蓄できる水は割高ですから非経済的です。向かいのスーパーなどで特売日に、ペットボトル入り飲料水を普段から多めに買って各家庭に備蓄しておけばよいだけのことです。当然賞味期限がありますから、賞味期限がきたら普段の料理・飲料などに利用し、また新しいものを特売日に補充するだけです。ペットボトル2リットル/6本入りを1ケースか2ケース余分に家庭内で買っておけば済みます。
ペットボトル入りの保存飲料水を家庭で備蓄する場合、一人・一日あたりの必要最低限を2リットル(飲料水のみ)とし、一家4人家族だとすると、2リットル×4=8リットル必要です。
さらに、パニックが収まり給水車がやってくるまで3日分を備蓄したとすると8リットル×3日=24リットル最低でもこれぐらいは確保しておけば安心です。つまり6本入りを2ケースですね。
但し、これは飲料水に限った必要量ですから、洗顔や歯磨き等生活用水はお風呂の水を常に貯めておくなどで対処しましょう。但しこの方法は小さなお子様がいらっしゃるご家庭では、水の事故に充分気をつけてください。エルザ32の場合、コインでお風呂の扉が脱衣所から施錠できますから、これを活用すると良いでしょう。
IMAGE_908.jpg写真:風呂場への扉の施錠部分
一方、エルザ32の地下には受水槽といって、皆さんのご家庭へ上水道を配水するために一旦貯め置きしているタンクがあります。これには蛇口が付けてあって、被災時には受水槽から給水することも可能です。
IMAGE_918.jpg写真:地下の受水槽室扉
IMAGE_921.jpg写真:受水槽室内部の様子 アイボリーのタンク下部に蛇口がある
IMAGE_919.jpg写真:受水槽タンク下部の給水用蛇口
(受水槽室内入り口右脇に、清潔なホースを配備してあります)
エルザ32の受水槽は、お風呂などの生活用水をすべて含めると1日に必要な量の3分の1程度しかありませんが、被災時に地下まで階段で飲料水として汲みに行くのであれば、運ぶことができる量は知れていますから、受水槽の貯水だけで数日は持つかもしれません。
IMAGE_922.jpg写真:受水槽は2部屋に渡り設置されています
こうしたエルザ32内の受水槽からの給水や、市からの給水車による給水に備えて、給水用タンクやジャグなどを各家庭で用意しておきましょう。一番手軽なのは、キャンプ用でつかう給水ジャグです。秋口のシーズンオフになると、大型のものでも千円程度で安売りしています。
02_IMAGE_910.jpg写真:安価なキャンプ用給水ジャグの例(コールマン社製)蛇口付き

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