発電機2種始動手順

エルザタワー32自治会防災部では、現在2機種3台の発動発電機を保有しています。
1.ヤマハ製  1台(1階防災倉庫)
2.デンヨー製 2台(1階粗大ごみ室)
それぞれ、機器点検を兼ねて月一回の始動試験を防災部により実施しています。今回の点検時に始動方法について動画を撮影しましたので、参考のために掲示します。

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防災フェスタ2010レポート

IMAGE_434.jpg写真:模擬火災発生~避難訓練の様子
エルザ32防災フェスタ2010ポスターデータ
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2010年11月7日(日曜日)、エルザタワー32として年間最大のイベント 『エルザ32防災フェスタ』 が開催されました。年一回の法定防火訓練をもっと沢山の住民に参加して頂いて、災害時の互助精神を高めるために親睦を深める場をと 『防災フェスタ』 と称してイベントを開催しています。午前を消防署ご指導の各種訓練、午後を秋祭り風に模擬店を出して住民相互の親睦を深めてもらう催事としてからはや4年目になりました。今回は過去3年間の防災活動実績を関係各位に認めていただき、昨年同様の起震車・はしご車といった特殊車両も動員頂き、多種多様な訓練を展開することができました。今回の参加者は約200名(受付登録数値)の居住者の皆様にご参加いただきました。
01_IMG_3118.jpg写真:地震体験車(起震車)による地震体験演習
一昨年から登場した起震車 『川口なまず号』 は、3年目にもかかわらず大人気で長蛇の列ができていました。この2年間は季節外れの寒さの中並んで訓練にご参加いただきましたが、今年は好天に恵まれ午後からは日差しが出て汗ばむほどの陽気でした。午後の部は、その陽気に誘われ2階屋上庭園にて多くの方に炊き出し・模擬店の食べ物を試食いただき、コミュニティ形成にも役立つ行事となりました。
『川口なまず号』 は残念ながらテーブルや椅子を配置できる大きさではないので、座ったまま震度6~7の揺れを体験するというものですので若干実戦とは体感条件が異なりますが、 『こんなに揺れるんだ』 という印象を強く残していたので一定の成果はあったようです。ここ川口周辺では、 『東京湾北部地震』 が想定大地震であり 『川口災害ハザードマップ』 によると、市内でも地盤によりますが震度6強が襲うとされていますから、日頃からの災害対策・心構えが必要です。
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写真:大型はしご車 搭乗体験の様子
今年も訓練の目玉は、大型はしご車の来場です。実際にマンションベランダから避難訓練も可能なのですが、このご時世色々苦情が寄せられることもあるようで(非参加者住居から覗かれた、とかの苦情があるようです)、管轄消防署のご提案でマンションを背にはしごの伸縮のみで 『はしご車ゴンドラの高さ』 を体験しました。このようにちびっ子もちゃんと命綱とヘルメットを着用します。
01_IMG_3143.jpg写真:はしご車のゴンドラに載ってGo!
01_IMG_3115.jpg写真:煙中避難訓練の様子
01_IMG_3125.jpg写真:水消火器訓練の様子
こんな感じに伸展します。地元管轄消防署にははしご車の配備がないので、お隣の中央分署から応援で来場いただきました。はしごは伸展すると剛性が弱くなるので、結構左右に揺れます。しかも周りに何もないのでオトナは結構恐怖感バリバリのようでした。
午後は炊出し演習や、やきとり・おでん・フランクフルトウィンナー・生ビール等、模擬店で交流会です。今年は好天に恵まれ、2階屋上庭園の屋外でゆっくり食事や雑談を交えながら親睦を深めることができました。模擬店スタッフも4回目とあって慣れたものでスムーズに進行しました。
CIMG0038.JPG写真:AED使用法勉強会の様子
毎回エルザ32の催事では恒例となった、AED使用法や必要性についての勉強会です。今年はトレーニング用AEDを借用することができましたが人形がお借りできなかったので、管理会社の担当者さんに人形代わりになっていただき、胸骨圧迫は真似だけにしてAEDの操作方法を実演しました。こうして、何度も事あるごとに人が集まる際に勉強会をしておけば、いざという時に役立つものと思います。
01_CIMG0043.jpg写真:おたのしみ防災大ビンゴ大会
最後のお楽しみはビンゴ大会。特等をディズニーリゾートチケットとすると、こんなに老若男女あつまるんですね。ネズミ業恐るべし、です。結局ディズニーチケットは管理会社に提供して頂いているので予算は低く抑え、残りの商品は 『自分で買うのはあれだけれど、貰うならいいかも』 的な各種防災グッズを毎年取り揃えています。ネズミチケットに誘惑された各位に、ムリヤリ賞品説明で防災グッズの利便性も語りますので、自然と防災知識も高まります。今年は商品数を増やしましたので、参加者全員に何かが当たりとても盛り上がったようです。
今年は好天にも恵まれ、無事怪我もなく盛大に防災フェスタを遂行することができました。毎回本訓練に多大なるご理解とご協力を頂いている川口市消防本部及び所轄署の南平分署・お隣の中央分署の皆様、それから川口市災害対策室の皆様にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。エルザ32の運営スタッフの皆様もありがとうございました。
今年でこの催事も4回を無事終え、来年は節目の5回目となります。特に今年は、運営スタッフの皆様が防災部員の方以外の各位も含めて顔見知りとなることができ、いざという時にどのように炊き出しやテント設営をするかについて、防災部側で説明しなくても住民相互で自立して設営や運営が行うことが出来ました。ここまで住民間のチームワークが醸成されれば、今後の有事の際にはとても大きな力になることでしょう。今後の課題は、いかにより多くの方にご参加いただか、になると思います。
エルザ32防災フェスタ2009実施レポート(対外用)
(只今作成中です)

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平成22年 川口市総合防災訓練(2日目)

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 土嚢搬送訓練
2010年8月22日 日曜日 午前8:30~10:30、川口市総合防災訓練2日目として、風水害を想定した訓練が実施されました。前日の高層住宅特化型とは異なり、我々エルザ32のメンバーも領家中学校に往訪し、近隣町会・南平地区連合町会の皆様と合同で訓練を行いました。まずは水害を想定し、土嚢積み訓練です。

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 土嚢積み完了の様子

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 防疫訓練・薬剤散布の様子

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 消火散水訓練の様子

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 簡易水害対策訓練の様子
最後の写真は、水害発生時に土嚢の代用としてどのご家庭にもありそうな資材を使って、水の浸入を防ぐ方法の訓練です。ガーデニング用プランターに重しとしてゴミ袋に水を封入。最後にそのプランターを横に並べて、ブルーシートで包むと簡易的な浸水防止堤になります。覚えておきましょう。封入した水は 『重し』 ですから、プランターに土が入っていればそのまま使用しても良いでしょう。
すっかり朝から猛暑の日で、水分補給しながら休み休みの訓練を展開しました。尚、当日作成した土嚢は持ち帰り可とのことでしたので、自治会長がお仕事で使用されている軽トラックを急遽出動いただき、30袋ほど持ち帰りました。土嚢は、エルザ32のごみ室外の南側(自転車置き場入り口脇)の植え込みに配置してあります。
※本記事の写真データは、エルザタワー55管理組合・防災委員会様よりご提供頂きました

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平成22年度 川口市総合防災訓練 本訓練実施

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  ロープ結束訓練の様子
2010年8月21日土曜、15時から21時にかけて 『平成22年度 川口市総合防災訓練 本訓練』 と連動し、 『エルザ32防災ラリー2010・夏』 を開催しました。
当日は、15時に東京湾北部地震の発災・川口市内では震度6強の被災を想定し、本訓練が開催されました。周辺町会の皆さんは、戸建て住居での被災を想定し安否確認しながら領家中学校への避難と避難所開設~運営訓練を開始。エルザ55・エルザ32では、マンション自体の耐震強度が高いことから、マンション内で自活被災生活をするための 『高層住宅特化型訓練』 を実施しました。
(当日の式次第)
15:00 行政防災無線による発災放送、訓練開始
15:20 擬似火災発生報知、初期消火訓練
15:30 開会式
15:40 ★給水訓練 ★安否確認訓練
16:00 ★負傷者搬送訓練 ★応急手当訓練
17:00 ★ロープ結束訓練
17:30 ★炊き出し訓練
18:00 ★防災懇親会 
訓練のうち★印については、防災リーダーのほか居住一般参加者の方にも参加していただけるよう、訓練内容を工夫しお子様にも給水や安否確認の訓練を体験していただくことができました。当日は防災リーダー等18名のほか、一般居住者13戸28名にもご参加いただきました。
IMAGE_467.jpg  炊き出し訓練・アルファ米調理の様子
夕方からは、川口市からの支給支援物資のアルファ米を中心として、自治会防災部で用意したやきとりやえだまめ等を防災備蓄資機材の調理器具を活用して調理し、参加者全員で懇親会を行いました。
懇親会では、当日の訓練で気づいたこと(無線機の使い方、給水訓練の水の重たさなど)を情報交換し、エルザ32防災マニュアルへの大切な追加情報として防災部にて記録させていただきました。
防災部としましては、今回を機にエルザ32独自の被災時活動マニュアル、特に災害対策本部や各種救護・給水等の運営について体系的にまとめる良い機会になりました。またその過程で、エルザ55自治会の皆様とも複数回情報交換を行い、お互いの知恵と経験談を出し合い有意義な防災活動を展開できたと思います。
また、新規に調達した防災資機材についても実際に活用してみること、一般居住者の方もどういった資機材がエルザ32に備蓄されているかを知っていただく良い場になりました。今回ご参加いただけなかった皆様、次回は11月に予定している 『エルザ32防災フェスタ2010』 に是非ご参加をお願いします。
IMG_2706.jpg 地下貯水槽での給水訓練
IMAGE_2773.jpg  給水した水は、懇親会ゲーム用のたらいへ
IMG_2793.jpg 応急手当訓練
IMG_2815.jpg 子供達もお手伝いしました
IMG_2817.jpg 懇親会でのお楽しみゲーム
IMG_2819.jpg 懇親会にて エルザ32定番のやきとり
IMG_2818.jpg 懇親会にて 大人達のお楽しみは生ビール

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発動発電機 追加調達

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  写真:新規追加調達した発動発電機
今年度の可決済み予算より、ご覧の発動発電機を追加調達しました。こちらの既存発電機と合計して、3基の発動発電機が配備されたことになります。製造元はデンヨーという一般の方は聞きなれないメーカーですが、工事現場などで使うコンプレッサーや溶接機メーカーで有名です。工事現場の、日々のプロの現場で磨かれたプロダクトであります。
機種選定にあたっては、燃料確保が一番重要となることから内蔵燃料タンク容量が大きいこと、発電容量が大きいことの順に市場製品を比較検討したところ、このデンヨー製GA-3705U が優位で費用も割安でした。燃料タンクは19Lであり、このクラスの一般的な可搬型発電機の10Lに対し倍の容量を誇ります。燃料満タンにて75%負荷時で約10時間運転可能。

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重量は燃料満タン時に84kgありますが、理事長がフレームにキャスターを付けて下さいましたので、女性の方でもひとりでラクラク移動できるようにしてあります。キャスターには正面左側にロック機構が付いていますので、移動時には解除してください。
利用想定としては、1階メインラウンジが対策本部、2階サブエントランス・ホールが救護センター等、2階庭園が炊き出し等火気利用と3ヶ所が主要な災害時活動拠点となりますので、3台の発電機はこれら拠点に電源を供することになります。

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  写真:燃料保管用 ガソリン携行缶
燃料については、ご覧のような消防法準拠の携行缶に分けて配備。これらで、3台の発電機がおよそ各々独立して30時間連続運転できることになります。安全および消防法の規定により、保管場所を分散して配置しております。
こちらの新規調達発電機についても、近日中に使い方の手順書を作成して現品に貼付します。

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総合防災訓練・第一回事前訓練

97464810.jpg写真:第一回 事前防災訓練の様子
本日は、先よりお知らせしている 『2010年度川口市総合防災訓練』 の第一回事前訓練が19時~21時の間、川口市立領家中学校で開催されました。今回は、エルザ32からは12名参加させていただきました。
8月21日・22日に開催される本訓練に先立ち、本日を入れ計4回の事前訓練が毎月開催されます。この南平地区は、平成17年に総合防災訓練が行われていますが、5年ぶりに大掛かりな宿泊訓練が行われることになります。
エルザ32防災部長の私は平成17年の訓練には参加していないのですが、前回の訓練に参加された方にお聞きすると提供される資料も随分内容が充実してきているようです。
また、前回はマンションのような集合住宅についてあまり熟考されておらず色々課題があったようですが、今回は事前に川口市災害対策室から訓練内容についての事前打ち合わせがエルザ55・32で2回開催されており、マンションならではの訓練内容について我々市民からの要望もかなり取り入れていただけることが明らかになっています。
本日、自治会長(町会長)・防災部長は8月の本訓練に向けた自主防災組織体制準備について講習を受け、それ以外の防災リーダー各位ならびに防災リーダ候補各位は、体育館で応急手当・プライベートルーム作成訓練などを消防署員・消防団員の皆さんから講習を受けました。
我々エルザ55自治会とエルザ32自治会については、次回の事前訓練が我々マンション内で開催されることもあり、独自のマンションならではの訓練内容について協議を進めて行きます。
最後になりますが、このホームページのトップページでもご紹介していますが、本訓練にはまだ新規のご参加が可能です。ご参加希望の方はこちらをご覧になり、ふるってご参加ください。

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自主防災組織マニュアル

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画像:エルザ32防災リーダー・役員行動マニュアル

これまでエルザ32には、管理組合第六期理事会で作成した一般居住者向け防災マニュアルがありますが、防災リーダーや防災関連役員の災害発生時行動マニュアルが作成されておりませんでしたので、今年初めから作成を開始しています。

エルザ32自主防災組織 災害時対応マニュアル
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このマニュアルは、現段階ではあくまでも「案」です。お気づきの点がありましたら、本記事へのコメント等でご指摘をお願いします。

尚、今年度の川口市防災総合訓練では、この自主マニュアルに基づいてエルザ32内対策本部や救護センターの設置、無線機による情報交換、炊き出し等について実際の行動をした結果、不都合な点・改善したほうが良い点をマニュアルに反映する予定です。

つまり、今年の川口市総合防災訓練では、自主防災組織用行動マニュアルの 『検証』 を行うための訓練と位置づけています。川口市の災害対策室からも、そのような方針で臨んで問題ないし、是非実際の行動での検証の場としてほしい、との助言をいただいています。

 

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都立駒沢公園:非常トイレ

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ゴ-ルデン・ウィークに、家族と都立駒沢オリンピック公園に遊びに行きましたら、非常用トイレについて情報が出ていましたので、参考まで写真を掲載します。
エルザ32では、389世帯・1世帯平均3名としても1,200名近くの居住者が被災生活を送ることについて考慮が必要です。トイレはこと深刻ですから熟慮しておきたい要素です。
以前、川口市消防本部の中央分署でお話をお聞きした際、よくある災害用非常トイレ(穴を掘るのではなく、便器の下に大きな袋を取り付けるタイプ)では、袋が満タンになった後の処置が課題とご指摘がありました。▼このタイプですね。
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そこで、一番安価なのは各家庭でコンビニ袋と新聞紙を貯めておいて、一度の用を足すのに使い、あとはごみ回収が再開するまで大きなゴミ袋の口をしっかり閉めてベランダ等で保管するという話題がありました。
一方、ハーブガーデンなど地上で土の地面の場所に、ここの駒沢公園のように穴を掘っておき、便器を被せるタイプももうひとつの手段。最近東京都では、各公園でこうした設備が進んでおり、公衆トイレも蓋をとると地下の穴に用便が落ちていく仕組みや、公園の椅子の蓋を開けて便器をセットすると非常用トイレになるというものの配備が進んでいてよく見かけます。
但し、地上にこのような処置をエルザ32にて行った場合、周辺住民の方も殺到してマンション住民の方がいざというときに使えないなど、悩ましい点も多くありそうです。
阪神淡路大震災では、トイレと生活用水に一番困ったと色々な方にお聞きしますが、トイレは学校の校庭に穴を掘って代用した手法が一番多かった、ということのようです。

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アマチュア無線資格をお持ちの方へ

エルザ32内にも、アマチュア無線の資格をお持ちの方がいらっしゃると思います。かくいう防災部長の私も資格者ですが、あと何名かアマチュア無線有資格者の方にご協力いただきたく、ご連絡をお待ちしております。
エルザ32の管轄行政である川口市との会談によりますと、行政との通信手段として以下が提示されています。
1.有線電話 詳細はこちら
2.防災行政無線
3.アマチュア無線
4.直接会いに行って直談判(苦笑
1.はご承知の通り被災時にはあてになりません。2.については、従来行政側からの一方的な情報配信(夕方に鐘が鳴ったり、行方不明のお年寄り情報を流している、街中の拡声器のアレです)をしていましたが、最近デジタル方式に設備更新されるにあたり避難所から行政への通信も可能になり、念願の双方向通信ができるようになるようです。
しかし、エルザ32をはじめとして耐震性の高い高層住宅の場合、小学校等の避難所へ避難する必要がおそらく無く(自宅建物が安全に残る)、小学校などの避難所へ押しかけたとしても我々大人数が収容できるスペースもありません。
このため、市からも 『いかにマンション内で被災生活を送るか』 について重点を置くようアドバイスを受けています。そこで問題になるのが市との通信手段です。給水車・災害支援物資は基本的に小学校などの避難所へ送致されますが、エルザ32のような大所帯の場合、市からマンションへ直接物資を送致してもらったほうが、混乱も少なく行政・被災者双方にメリットがあるはずです。
そこで、我々マンション世帯での残された行政との通信手段が、3.か4.です。4.については、防災部でマウンテンバイク・ヘルメット等の配備を検討する必要がありますが、3.については有資格者が必要です。
電波法に明るい方にとっては、「目的外通信」となりえなくもないこの使途については議論のあるところのようですが、実際に過去の震災実例で実績があったり、川口市についても必ず行政主催の防災訓練では地元のアマチュア無線クラブと連携した通話情報交換演習が行われており、市の災害対策室からも連絡手段として利用できると明言されております(2010年3月28日 エルザ55にて川口市災害対策室 朝倉主幹発言)。
そこで、エルザ32にお住まいの方でアマチュア無線有資格者の方、是非申し出ていただき、有事の際の行動計画について一緒に議論させていただければと思っています。
無線設備の免許許認可の関係がありますので、理想的にはエルザ32にて3名以上の有資格者が集まれば、エルザ32自主防災組織として社団局の免許申請をしておきたいところですが、まずは個人開設局による対応だけでも進められればと考えております。
今年8月21日(土)、22日(日)に開催される 『川口市総合防災訓練』 でもアマチュア無線による通話情報交換演習が行われますので、高層集合住宅での演習内容としてエルザ32居住者からのアマチュア無線通信によって、行政への通信演習ができればと考えております。
ご賛同いただける方は、このホームページ右下にある 『プロフィール』 のメール連絡先からご連絡ください。

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降雨観測機器設置決定

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先般の自治会総会にて予算可決されました、水害対策機器についてご紹介します。ご覧の機器は、降水量・気温・風速・風向などを観測できる気象観測機器です。これをエルザ32内に設置することになりました。
これまで、エルザ32では水害に対する災害対策はあまり検討されてきておりませんでしたが、ここ数年の「ゲリラ豪雨」など不安要素が増えてきており、まずは現況を把握し早めの対策行動を起こせるようにとこの観測機器を活用します。
一番身近な課題としては、機械式駐車場の地下部です。このスペースは万一浸水しても電動ポンプで排水できるようにはなっていますが、もちろん排水能力には限界もありますし、停電などの状況下についても備えが必要です。
これまでも、台風襲来時等には緊急で機械式駐車場契約者の方には、必要に応じ駐車場から出庫するように掲示をしてきました。幸いなことにこれまでは浸水事故は一度もありませんでしたが、このところの「ゲリラ豪雨」では、この地区でも想像を絶する瞬間降雨を記録しています。
ゲリラ豪雨は、私もこちらのリアルタイム降雨観測サイトで確認したことがありますが、ほんの2Km範囲ほどの狭い地域で瞬間的な豪雨が発生しています。このため、観測地点がエルザ32から離れている気象庁・民間気象団体の観測情報は、ゲリラ豪雨に対してはあまり参考にならない状況です。
これまでも、水害情報入手には上述のリアルタイム降雨観測サイト「東京アメッシュ」などを活用してきましたが、より実態を把握するために、今回の機器導入となりました。
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なお、このシステムは表示装置を1階防災センターに配し設備員さんへ対応参考情報として供しますが、必要に応じ館内放送で車両の移動を喚起できるようになりますし、パソコンに接続してデータを表示することもできるため、こちらの防災部ホームページで駐車場契約者の皆様に参考情報として提供できるように設定する予定です。

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